<2010/5/31>
 
平成22年度フレンドシップ事業が始動
 5/19(水)、フレンドシップ事業の事前研修が行われました。野外活動の意義や心構え、知っておきたい基礎知識など、先生方からお話いただきました。
 

 毎年、当センターが中心となってすすめている本学教育学部の事業「フレンドシップ事業(授業名:教育実践基礎演習)」が、本年度もいよいよ始まりました。「フレンドシップ事業」は、教員を目指す学生が、学校教育の場である学校から離れた野外での子どもたちとふれあう様々な活動体験を通して、子どもの気持ちや行動を理解し、教育実践のための実践的指導力の基礎を身に付けることを目的として実施する授業です。
 
 5月19日(水)午後1時より、事前研修が行われました。まず始めに、香川県教育委員会事務局生涯学習・文化財課の溝渕先生より、「生涯学習社会における野外教育の意義について」と題し、子どもたちをとりまく時代・環境の変化をふまえながら、直接体験の重要性と野外教育の必要性についてお話をいただきました。次に、本フレンドシップ事業でもお世話になる、香川県立屋島少年自然の家 所長 河原先生より、いかだ活動等における児童に対するサポート方法や危険な生物について、資料や映像をまじえてお話をいただきました。続いて、児童の活動をサポートさせていただく、附属坂出小学校・附属高松小学校の先生より、野外体験活動の日程や活動内容、諸注意事項に関するお話をいただきました。
   
 本年度は、2年次学生24名が、フレンドシップ事業に参加することになりました。こののち、野外教育指導者講習会で野外活動技術を高めた上で、附属坂出小学校・附属高松小学校の子どもたちの野外教育体験活動をサポートすることとなります。受講生のみなさんには本事業を通して、野外活動のノウハウを学ぶとともに、児童理解のまなざしや活動支援の方法について体験を通して習得しながら、教員を目指す上での自らの課題を見い出してほしいと願っています。
 
 (文責:松下幸司)

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